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今際の国のアリスってどんな漫画なの?
今際の国のアリスとは週刊少年サンデーで連載されていた漫画で、作者は麻生羽呂さんです。
今回は今際の国のアリス16巻を前半・後半にわけてあらすじとネタバレについて書いていきます!!
以下ネタバレあり
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15巻までのあらすじ
「げぇむ」に勝たなければ生き残れない「今際の国」で、ついにアリスは「げぇむ」を放棄する。
「今際の国」に迷い込んだ亀山海斗は、ビデオカメラ片手に「今際の国」の真実を探っていた。とある場所で出会った男に「答え」を知る者を紹介されるが、そこへ、あの「♠K」が銃撃と共に現れて…
別の「げぇむ」会場では「びじんとうひょう」が開催中。「♦K」を入れた5名で始まったこの「げぇむ」も残り二名。「ぷれいやぁ」屈指の知能を誇るチシヤと「♦K」のクズリューの一騎打ちとなる。
頭脳戦の最高峰、この「げぇむ」を生き残るのは果たして…!?
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今際の国のアリス第16巻 特別編6:だいやのきんぐ④ あらすじとネタバレ
※ネタバレ注意
五年前、弁護士であるクズリューは法廷での裁判中「命の価値は皆平等だ」と語っていた。
脱落者が一命出たことにより、「新るうる」が追加された。
「0を選択したものがいる場合100を選んだ方が勝利となる」
この「るうる」の追加により、この「げぇむ」は実質0か1か100の三択によるジャンケンとなったとチシヤは語る。しかしあと1ゲームも落とせないチシヤのピンチは変わらない。
クズリューは命の価値について、1億円の手術で助かる子どもと100円の予防注射で助かる子どもの命に差はあるのか、とチシヤに問う。
しかしチシヤはその質問に答えずに逆にクズリューに問う。
「1億円で100の予防注射を100万本用意する。1000万人の子どもが助けを望んでいたら誰を救う?」
クズリューはわからないと呟く。
今際の国に入国する前、アメリカで弁護士として活躍していたクズリューは財団で命の価値には差がある。金私大でどうにでもなる。という財団の意見に絶望したことを思い出していた。
そんなクズリューを見てチシヤは「あんたは命の価値が分からないのではなく、自分で命を決められない」と言う。
さらに「敬服せずにはいられないよ。あまりの青臭さと頭の悪さに。命の価値なんてものはアンタが買ってに決めればいい」と続けた。
そしてチシヤはクズリューに自分が選んだ100の数字を見せつける。
今際の国のアリス第16巻 特別編6:だいやのきんぐ④ 管理者の感想と考察
チシヤは自分の数字をクズリューに見せることで何を狙っているのか気になる。
今際の国のアリス第16巻 特別編6:だいやのきんぐ⑤
※ネタバレ注意
チシヤは100を選んだことをクズリューに見せることで、頭脳戦ではなく、クズリューに命の価値を決めさせることを選んだ。
クズリューは勝つために1を選択しようとするが、65日前のビーチでボーシヤが言っていたことを思い出し考えが変わる。
13回戦はクズリューが0を選択し、チシヤの勝利となる。
14回戦が始まる。そこでチシヤはまた100を選んだことをクズリューに見せつける。
クズリューは28日前の「げぇむ:らんなうぇい」に参加したときのことを思い出す。
そしてまたしてもクズリューは0を選択して、チシヤの勝利となる。
そして最終の15回戦またしてもチシヤはクズリューに自分が100を選んだことを見せつける。
クズリューは14日前のビーチでの会話を思い出す。そこでクズリューは自分の理想を目指すことを決め、命の価値は平等という言葉に従う。
0と1のボタンを同時に押す。
15回戦の結果は100と0でチシヤの勝利となった。
しかしクズリューは後悔していなかった。ようやく自分の生き方を決めることができた、と呟いた。
チシヤは「げぇむくりあ」することができた。
ねくすとすてぇじ、「げぇむ」残り4種。
「ぷれいやぁ」残り91名。
今際の国のアリス第16巻 特別編6:だいやのきんぐ⑤ 管理者の感想と考察
クズリューは「げぇむ」には負けてしまったが、自分の信念を貫くことができたと感じた。
引用画像
今際の国のアリス:特別編626/32p、特別編617/24p:小学館